痛いってホント?30代昭和生まれが子宮卵管造影検査を受けてみた感想とあれこれ!

少し前になりますがあの痛いと評判(?)の卵管造影検査を受けたので、

その時の様子を体験談としてお届けします!

結論としては、痛さはちょっとあったけど思ってたのと違うという点と、

この程度であれば絶対に受けた方が良いという点です。

子宮卵管造影検査って何?いつ受ける?

私は妊活を始めて7ヶ月目で卵管造影検査を受けました。

ルナルナのアプリで基礎体温を記録しつつタイミングを測っていましたが、

半年経ってもうまく行かずクリニックに通うことにしました。

それは妊活を始めた時から夫と決めていて、

年齢のこともあるので、よく基準で言われている半年を目安にしました。

初月に超音波検査やら血液検査やらを経て色々分かったものの、現段階では治療の必要はないとの判断。

タイミングをとったものの次の周期入り、次に何をするとなった際にこの検査を提案されました。

子宮の大きさや、中の状態、卵管が通っているか確認するものとのことで、

ネットで色々調べ物をしていると何度か目にしたこの検査。

みなさん割と痛いと書かれているのですよね。

率直に看護師さんに聞いてみた。「痛いですか?」

看護師さん曰く「大体の人は軽い生理痛くらいだよ」とのこと。

必要な検査とはいえ、痛さのあまり気分が悪くなったと書かれている方もいて、正直ビビリまくりな私。

実は過去に初めて子宮頸がん検診で痛すぎで迷走神経反射で倒れたことがあるのです。恥ずかしい。

実際にはそこまで痛くなかったとは思うのですが、どちらかというと緊張の方が大きかったのかもしれません・・・

でもそれくらい怖いのです。だって身体の中ですもん。

なので検査の予約時に看護師さんに聞きました。

「この検査、よく痛いって言うのを聞くのですが、本当ですか?」

と言うとすかさず看護師さんは

「聞くと言うのはお友達?それともインターネット?」

ヒェ、よく分かっていらっしゃる。聞くと言ったけど実際は見るです!

そう思いつつ素直にネットで見たと白状すると、看護師さんは、

「ネットなどで書き込むのは特に強い意見のある人たちが多い。

 少数の痛みを感じた人たちがびっくりして痛い検査として書くけど、

 そこまで痛くなかった人たちは特筆することがないから書かない。」

と仰られていました。

大体の人はは多少の痛みは感じるものの、軽い生理痛くらい、そしてその瞬間のみだから構えるほどじゃないよとのこと。

どうにか私も大体の人に当てはまりますようにと予約を終えて当日を迎えます。

当日や当日までの注意事項

私が受けたクリニックでは以下のことを説明されました。

食事は検査の2時間まで

→検査中に吐き気を催すこともあるためとのこと。怖い。

ナプキンを持参

→検査当日〜翌日に多少の出血がある可能性があるとのこと。

検査までは避妊すること

→卵管に生理食塩水や造影剤を通して行う検査なので、

 妊娠の可能性があると検査することができません。

 そのため排卵日までに行うか、排卵後でも妊娠の可能性がなければ排卵日後でも大丈夫とのこと。

 私は避妊しつつ、月経後10日目くらい、排卵日前に行いました。

1ヶ月以内に胃などのバリウム検査を受けていないこと 

→造影剤を卵管に通して、レントゲンを撮ります。

 これについては詳細を聞いていなかったのですが、

 あまり頻繁にレントゲンを撮らない方がいい(X線を浴びない方がいい)ということかなと・・・

 会社などの健康診断の季節は要注意です!

いよいよ迎えた当日の流れ・私の体験談

当日は通常診療の前に行うため朝早い予約でした。

まずは通常の処置室で子宮へチューブを通します。

私が通っているクリニックでは造影検査自体はレントゲンを撮ることができる部屋で行うのですが、

消毒→造影剤などを入れるためのチューブ(カテーテル)挿入は通常の処置室で行いました。

ここでいきなりなんですけど、私実はこのチューブ通す時が一番痛かったです。

正確にはチューブを入れる際に子宮の入り口が後ろを向きすぎている(と言われた気がします)ので、

ちょっと動かしますと言われた時に「ギャーーーーッ(ギリギリ心の声)」となりました。

子宮口、頸管を動かしたのかな?

これが本当に痛くて、そこから実際に挿入していき、中でバルーンを膨らませる段階もやや違和感はあったのものの、さっきの痛みに比べれば、といった感じでした。

私はそこがピークでした。

でもそんなことを知らないこの段階ではもう軽くパニックです。笑

準備段階でこんなに痛いなんてーーーーーと半泣きになっていると、移動してくださいと声がかかります。

いよいよレントゲン室へ移って造影剤を入れて撮影です。

一番痛い痛みを引きずりながら、そしてカテーテルを挿入したまま看護師さんに誘導されて部屋移動です。

緊張マックスでレントゲン室へ入り、ベッドに横になります。

もはやまな板の鯉状態。もうどうにでもなれ・・・

始めますと言って造影剤が注入されていきます。

気を紛らわした方が良いと思いつつも下腹部に神経を全集中させてしまいます・・・

今どれくらい入れたかとかを先生と看護師さんがやりとりしていましたが、緊張で全然覚えていません。

そうこうしているうちになんとなーくじんわり生理痛のようなうっすらした痛みを感じ始めたので、

看護師さんに「軽ーい生理痛のような痛みを感じます。」と伝えました。

ただ全然我慢できる範囲だったので続行です。

いよいよ感じた痛みに緊張を高めていると、撮影しますねーとの声。

もしやもう大丈夫な感じ?と思っていると、あっという間に終わってしまいました。

結局軽い生理痛くらいの痛みでした!

私的には生理が始まる1〜2日前くらいの、気にしてるから気づいたなくらいの痛みです。

終わってから軽ーくおりものに血が混じりましたが、クリニックを出てからは痛みゼロでした。

なんならそのまま仕事に行って、普通に仕事していました。(座り仕事ですが)

検査で分かったこと

この検査で私が分かったことは

・子宮内膜ポリープが複数ある

・卵管には問題なし

ということでした。

レントゲン写真を印刷したものをいただいて、説明を受けました。

子宮内膜ポリープについては結婚前から指摘されていて、

ただ大きくなっている感じはないので様子見の状態でした。

しかし妊娠を考えている段階では不妊の原因になるため、

しばらく経ってうまくいかなければ取ることも考えた方がいいですねとのこと。

そして私はこの後ポリープ切除の手術を受けることにしたのですがそれはまた別の記事で。

卵管に問題がある場合は造影剤を流すときに痛みが大きいみたいですね。

かかった費用

私がこの卵管造影検査でかかった費用は、

保険適用分(3割負担)が6,140円、適用外分が4,180円で合わせて10,320円でした。

適用外分はカテーテル代とのこと。

明細を見て健康保険ありがたいなぁとめっちゃ思いました。

結論、卵管造影検査を受けて良かった?

私は受けてよかったなと思っています。

結果として卵管には異常は見られなかったですが、

不妊の原因候補の一つが消えたということで、一歩前進できた気がします。

不安は少ない方がいい!

そして妊活はスピードが大事だと思うので、もし異常があるなら早めに対処できます。

卵管に異常があるならタイミングでは難しく、体外受精に進んだ方が良いとのことなので、

ちょっとでも早めに分かったほうが良いかと思います。

とはいえ、全くリスクゼロの検査でもないので、きちんとお医者様の説明を聞いて納得して受けることが必須かと思います。

私が通っているクリニックではたくさん説明を受けて、きちんと同意書を交わしました。

早くみんなの元にかわいいベビーちゃんがやってきますように!

私もまだまだ妊活真っ只中です。

もどかしい毎日ではありますが、かわいい我が子を抱ける日を夢見て毎日健やかに過ごすのみです。

同じような方たちが少しでも気持ちが楽になるようにいろんなことを発信できればと思います。

筆者は医療知識のない素人です。自身が受けた説明や治療体験を独自に解釈して書いているため、事実と異なる箇所などがあるかもしれません。(その場合はよければ教えてください。)また各自状況が異なるため、治療方針などは必ず主治医にご相談ください。

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